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2024.7.17
タレント

タレントとは?仕事内容やなり方、年収の目安などを徹底解説!

タレントとは?

タレントとは、テレビやラジオ、舞台や映画など、様々なメディアで活動するエンターテイナーを指します。特技を有する者や芸能人という言葉は一般的には俳優や歌手、コメディアンなど特定のジャンルで表現を行う人々を指しますが、タレントはこれらに対して一般的に芸能活動の範囲が幅広い事で知られています。

一般的なイメージのある俳優業や歌手活動だけでなく、テレビ番組のリポーターやラジオのパーソナリティ、モデル、司会者としての活動など、多岐にわたって活躍している人たちです。また、タレントのなかには、特に何か特技を持つわけではないが芸風や人気を受けてテレビに出演する人々も含まれます。

特技(歌、ダンス、コント等)や知識(クイズ番組などでの情報発信)、または特異なキャラクター(美貌や個性的な言動)などを武器に、視線を集め、話題を提供することが彼らの仕事です。

タレントの仕事内容

タレントが行う主な業務内容は多岐にわたりますが、今回はその中でも代表的な4つを詳しく見ていきましょう。

1. テレビ出演

タレントの仕事といえば、何よりもまずテレビ出演が代表的です。これはコメディー番組、バラエティ番組、ドラマ、映画、CMなどさまざまな番組に出演し、視聴者に楽しみを与えるエンターテイメントの一環です。そしてテレビ番組を通じて、タレントとしての知名度アップやブランディングを行います。

2. ラジオパーソナリティ

ラジオパーソナリティとは、ラジオ番組に出演し、自身の言葉でリスナーに情報を届ける役割を果たすタレントのことを指します。彼らは番組全体を引っ張り、リスナーとのコミュニケーションを図り、おもしろおかしく、時には深遠な話題を提供します。ラジオ番組は視覚的な要素に頼りづらく、パーソナリティの言葉遣いや表現力が非常に重要となります。

3. モデル活動

モデルタレントは、自分の容姿やスタイルを活かしてCM、雑誌、広告など、商品やサービスを魅力的に見せる役割を果たす他、その活動はファッションショーへの出演や、ファッションブランドのイメージモデルとして活躍するなど、見た目、ビジュアルを武器にした活動を行います。また、近年ではSNSを活用してモデル業を行うタレントも多くいます。

4. MC・司会活動

タレントの一つの仕事として、MC(マスターオブセレモニー)や司会活動があります。司会者は、テレビやラジオなどの一般的なメディアから、コンサート・パーティーなどのイベントまで、行事が進行できるように取り仕切ります。彼らはイベントを成功させるために、参加者の特性を踏まえながら、時には自分のキャラクターを抑えて取りまとめを行います。

タレントの働き方と日常生活

まず、タレントの働き方は変則的な時間での動きが一般的です。これは撮影スケジュールやイベント出演など、仕事の多くが固定の時間枠にとらわれず、深夜や早朝、週末などにも行われるためです。また、出演する番組やイベントによっては、全国各地への移動も多くあります。そのため、一日のスケジュールは目まぐるしく変わり、忙しい日が続くことも少なくありません。

日常生活においても、タレントは自身のイメージを保つために見た目や体調管理、さらにはスキルアップの勉強も欠かせません。充実したパフォーマンスを届けるためには、オフの時間も自身のスキルアップに専念することが必要となります。

以上のように、タレントの働き方や日常生活は多忙であり、自己管理やスキルアップにも力を入れることが求められます。しかし、自己表現の場を広げ、多くのファンとコミュニケーションをとることができるこの職業には、他の職業にはない魅力とやりがいがあります。

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タレントに向いている人の特徴は?

タレントに向いている人の特徴として、代表的な要素が3つあります。

以下では詳しく解説していきます。

1. 挑戦することが好きな人

芸能界とは常に競争の激しい世界です。そんな中でも何事にも挑戦することができると、競争が激しい中でもきっかけ・チャンスをつかみやすく、仕事にもつながるでしょう。

2. コミュニケーション能力が高い人

人前で話をすることが多くなる職業です。そのため、大勢の人前で話をしても緊張せずに振舞うことができたり、他人とのコミュニケーションが楽しめる人が向いています。

3. ストレス耐性がある人

芸能界は仕事だけでなく私生活も注目される業界です。常に人の目があるのは非常にストレスが溜まります。そんな中でも仕事とプライベートの区別をつけ、割り切ることができる人は向いているでしょう。

タレントになるにはどうしたらいい?

タレントになるための一般的な道のりは以下の3つです。どのパスを選択するにしても、最初はなかなか評価されないことが多いですが、持続的に努力し続けることが成功への鍵となります。

1. 芸能系の専門学校に通う

タレントになるための一つのルートとして、芸能系の門学校に通うことが考えられます。この場では、演技やダンス、歌など、エンターテイメントに必要な技術や知識を学ぶことができます。また、業界の仕組みを理解した上で、自分のキャリアを積んでいくためのヒントも得ることができます。

芸能系の専門学校は、多くが就職支援を行っており、学生が卒業後すぐに活躍できる環境を整えています。また、学校側が連携を持っている芸能プロダクションなどからのオーディション情報を得やすいという利点もあります。

2. オーディションへの参加

オーディションは、芸能事務所やプロダクションが新人タレントを発掘するためのイベントであり、多くの場合、公開、非公開を問わず広く一般からの応募を受け付けています。

オーディションへの応募は事務所の公式サイトやSNSなどで探しましょう。履歴書やエントリーシートなどを送ることが多いです。書類審査が通ると、1次審査、2次審査と進むことができます。これらの選考では、各事務所の経験豊富なプロデューサーやディレクター、スタッフによる厳しい審査が行われます。特に最終審査では、実際の舞台やカメラ前でのパフォーマンス能力やパーソナリティなどが試されることとなります。しっかりと準備をして取り掛かりましょう。

3. SNSで情報発信

近年、タレントになるための入り口として注目されているのが、SNSを使った情報発信です。

まずは、自分の得意分野や興味を持つテーマを見つけ、それを中心に情報を発信してみましょう。

そして日常的な生活の様子を投稿することで、親近感を感じてもらったり、自分自身の人間性をアピールすることも大切です。

ダンスや料理、美容などの分野に特化するのであればInstagramやYouTube、コラムなどによる情報発信であればX(旧Twitter)、若者向けのコンテンツであればTikTokを使うなど、有効なSNSを使用することが大切です。

タレントに求められる素質・スキル・資格

タレントとして活躍するためには、以下のような特性やスキルが求められます。

1. コミュニケーション能力

タレントの主な仕事は、人々を楽しませることです。それを実現するためにも、視聴者や共演者と上手くコミュニケーションを取る能力は必要不可欠です。

2. 明るい性格・ポジティブ思考

タレントは、多くの人に観られる職業なので、常に明るくポジティブな姿勢を保つことが重要です。

3. 忍耐力

オーディション不合格や厳しいスケジュール、キツい練習など、タレント業は決して容易い職業ではありません。精神的なタフさと体力が求められます。

4. エンターテイメントスキル

歌やダンス、ユーモラスな一面を出せるなど、エンターテイメント部分でのスキルも必要です。

資格に関して言うと、特に必須のものはありませんが、特定の分野での素質やスキルを証明するための資格があると、個性や専門性を売りにしていくことができます。例えば、語学の資格は、海外での活動の可能性を広げるだけでなく、多様な出演者とのコミュニケーションにも役立ちます。

これらは、タレントとして求められる素質・スキル・資格ですが、これらを全て初めから持っている人は少ないでしょう。大切なのは、これらの能力を持つように成長し続ける意志と努力です。

タレントの年収の目安はいくら?

タレントの年収は、その知名度や活動内容、活躍の場によって大きく異なります。大物タレントや人気アイドル、俳優などは一年に数億円を稼ぐことも珍しくありません。しかし、これは一握りの成功者の話であり、実際には大半のタレントはそこまでの年収を得られていません。

一般的に、新人タレントの年収は数百万円程度と言われています。仕事が定着し、ある程度の知名度を獲得すれば、年収は数千万円にまで上ることもありますが、そのためには持続的な仕事を得ることが必要で、これがなかなか難しいのが芸能界の現状です。

また、タレントの年収は基本的に仕事のギャラによるもので、仕事がなければ所得がない、完全成功報酬型の仕事です。そのため、仕事の確保と継続が大きな課題となります。さらに、仕事の料金はテレビ局や広告主から直接支払われることがほとんどなく、マネージメント会社を通じて支払われ、その中からマネージャーや事務所の手数料が引かれます。なので実際にタレント本人が手にする金額はさらに少なくなることを理解しておきましょう。

ただし、ヒット曲を出した歌手やなんらかの賞を受賞した俳優など、一時的に大きな成功を収めたタレントは一時的に大きな収入を得ることもあります。その一方で、長期的なキャリア形成を考えた場合には、一過性のブームに左右されず、継続的な人気を保つことが重要です。

タレントとしてキャリア形成するには?

タレントのキャリア形成は、一般的な職業とは異なる道のりが求められます。まず第一歩目となるのは、自分が魅力的であると感じさせること。そのためには、自分自身をよく知り、「何が得意で何が好きなのか」を明確に把握することが重要です。

タレントとして成功するためには、視聴者やファンの心をつかむコミュニケーション能力や表現力が必要不可欠です。また、新しいことを学び続け、自分を高め続ける姿勢も求められます。特に、自分の個性や特技を活かして独自のブランドを確立できれば、一気に人気が上昇する可能性も高くなります。

また、大切なのは、多くの人々との人間関係を築くこと。特に、業界内での人脈作りは重要で、その後の仕事獲得やキャリア形成に大きな影響を与えます。これらの人脈形成や信頼関係の構築には、誠実で真摯な態度が求められます。

以上の要素を踏まえつつ、自己啓発に努め、高いレベルのパフォーマンスを持続的に提供できるよう、日々のトレーニングを欠かさないことが決定的となります。

タレントに将来性はある?

タレントという職業には、一見安定性がないように思われがちですが、適切なキャリア形成とスキルの向上により、十分に将来性を見込むことができます。

現在のエンタメ業界は、テレビやラジオだけでなく、SNSやYouTubeなどのインターネット媒体も含めて非常に多様化しています。

また、タレントは個々の魅力を活かして多岐にわたる仕事に挑戦できるため、仕事の幅を広げることができます。テレビ出演、ラジオパーソナリティ、モデル活動、MC・司会活動など、自分の得意分野を活かして多様な仕事をすることで、自分だけの価値を高めることが可能です。

タレントにとって最も大切なのは、自分自身を信じて、自分の魅力を最大限に生かすことです。自己を高め続け、進化を続けることで、タレントという職業は確かに将来性と可能性が広がる職業と言えるでしょう。

タレントを目指すなら国際映像メディア専門学校

新潟県、近隣地域でタレントを目指している方はぜひ国際映像メディア専門学校のオープンキャンパスに参加してみてください。

本校では、映像制作、放送、音楽、プロモーション、デジタル・メディアなどの幅広い分野で活動を目指す人々に対し、一流の技術と知識を身につける機会を提供しています。

特に、タレントを目指す方々に対しては、マイクの使い方や発声法、インタビューテクニックなど実際の現場で必要となる技術を教えます。さらに、個々の学生が自身の「個性」や「特技」を最大限に生かすことができるよう、パフォーマンスや表現力を磨く指導も行っています。

国際映像メディア専門学校で学ぶことは、タレントとしての夢を現実のものとするための大きな一歩となるでしょう。芸能界への道は厳しくも幅広い可能性を秘めています。その可能性を最大限に引き出し、一緒に学んでいきましょう。

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