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エンタメ業界とは?代表的な業種や魅力、就職・転職のポイントなどを徹底解説!
エンタメ業界とは?
エンタメ業界とは、さまざまなエンターテイメントを提供するビジネスのことを指します。映画、テレビ番組、音楽、出版、スポーツ、ゲーム、アート、テーマパークなど、観客を楽しませる作品を制作、販売、配信する役割を担っています。
様々な業種があるエンタメ業界はやりがいもそれぞれあります。このコラムではそんなエンタメ業界について詳しく解説していきます。
エンタメ業界の代表的な事業について
エンタメ業界とは広く、映画、音楽、テレビ番組、演劇、出版など、様々な娯楽を提供する業界を指します。特にエンタメ業界の中でも主な事業として注目されるものを紹介していきます。
1. テレビ・映画
テレビドラマやバラエティ、映画などにおける脚本、撮影、編集、キャスティングを行います。
2. 音楽
アーティストのマネージメント、楽曲の制作、CDやデジタル音源の販売、コンサートの企画・制作等が挙げられます。
3. 舞台・イベント
舞台やライブイベントの企画・製作・運営を行います。
4. ゲーム
コンピューター、スマートフォン向けのゲームソフトの開発・販売を行います。
5. 書籍
マンガや雑誌などの制作・編集・販売などを担います。
6. テーマパーク
遊園地や美術館などの企画・運営を行います。
7. アニメ
アニメ制作などを行います。
エンタメ業界は、さまざまな事業を展開しており、それぞれが人々に喜びと感動を与えています。
エンタメ業界の代表的な職種について
1. アーティスト・タレント
「エンタメ業界といえば」で最も目立つ職種であり、俳優、歌手、アイドル、お笑い芸人などさまざまな形でエンターテイメントを提供します。
2. プロデューサー
プロデューサーはエンタメ作品を仕切る担当者で、作品の企画、制作、プロモーション、販売などを行います。
3. ディレクター
ディレクターは映像や音楽などの制作現場を仕切り、全体の演出や制作進行の統括を行います。
4. 脚本家
映画やドラマ、アニメのストーリーやセリフを作り出します。
5. 音響・照明エンジニア
映像や音響の録音・編集だけでなく、ライブイベントの音響や照明なども担当します。
6. マネージャー
アーティストやタレントのスケジュール管理や契約交渉、プロモーション活動をサポートします。
以上がエンタメ業界でよく見られる主な職種です。ただし、これらはエンタメ業界のほんの一部であり、その他にも多種多様な職種があります。自分自身が気になる業界の職種を徹底的に調べ上げることが大切です。
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エンタメ業界の代表的な業種について
映画業界は企画から制作、プロモーションまで、多くの職種が関わり作り上げる芸術です。
音楽業界は、アーティストのマネージメント、制作、プロモーション、さらには音楽イベントの企画や運営など多岐にわたります。
テレビ業界は、報道、ドラマ、バラエティ、アニメなど多彩な番組を通じて情報やエンタメを提供しています。また、最近ではNetflixなどの動画配信サービスの需要も増加しています。
出版業界は、マンガ、小説、雑誌、教科書など、幅広いジャンルの書籍を提供しています。
ゲーム業界は、PCゲームからスマホゲーム、eスポーツまで、テクノロジーの発展と共に急速に成長・発展している業界です。
イベント業界は、音楽フェス、アートイベント、サッカーや野球などのスポーツイベントまで、人々が集まり共有する体験を提供します。
デジタルコンテンツ業界は、Webサイト、スマホアプリ、VR/AR、AIなどのデジタル技術を駆使して新たなエンタメを作り出しています。これからの発展が期待されている業界でもあります。
これらの業種は全てエンタメ業界の一部であり、相互に関連しながらもそれぞれが独自のスキルや知識を必要とします。多種多様な業種の中から自分自身が納得のいく道を選び、夢を追い求めてください。
エンタメ業界の魅力
エンタメ業界は、多彩な創造性やエネルギー、情熱が注ぎ込まれ、人々を楽しませ、時には感動させる作品が生まれる場所です。その魅力は計り知れません。
まず、エンタメ業界の最大の魅力は、オリジナルのアイデアや創造性が評価され、それが具現化される点です。映画、音楽、演劇、テレビ番組、ゲーム、アニメなど、多岐にわたるコンテンツは、すべてが制作者の想像力と表現力から生まれています。自分のアイデアが形になり、人々に楽しんでもらえる喜びは格別です。
次に、その作品やイベントなどが及ぼす影響力です。多くの人々がエンタメ業界の作品を通じて笑い、考え、感情を揺さぶられるなど、エンタメ作品は人々の心に大きな影響を与えます。その影響力を通じて、社会的なメッセージを発信したりできることはエンタメ業界ならではの醍醐味です。
また、エンタメ業界では、たくさんの才能あふれる人々とエネルギー溢れる環境で働くことができます。アーティスト、俳優、監督、プロデューサー、スタッフなど、さまざまな経験を持つプロたちと共に、新しい価値や感動を創り出す経験は、他の業界では得られない貴重な体験です。
エンタメ業界で大変なこと
エンタメ業界は、多種多様な業種と職種が存在し、個々のスキルや才能が試される世界ではありますが、一方で多くの困難に直面することも多い業界でもあります。以下では、エンタメ業界で働く上での大変なことについて、いくつか例に挙げます。
1. 過酷な労働環境
エンタメ業界は一般的に朝早くから夜遅くまで、または夜中まで働くことが多いのが実情です。特に映画やドラマの撮影、ライブイベント、テレビ番組制作などでは過酷な労働時間に耐える体力と精神力が求められます。
2. 技術の進歩
エンタメ業界は常に新しい技術やトレンドに追い付いていかなければなりません。テクノロジーの進化により、VRやAR、AIなどの最新技術が頻繁に取り入れられ、日々勉強が欠かせません。これらを活用するには常に学ぶ姿勢と向上心が求められます。
3. 厳しい競争
エンタメ業界は競争が非常に激しい業界です。新しいコンテンツを生み出し続けるためには周りとだけでなく自分自身とも戦い続ける必要があります。また、多くの人が憧れる業界でもあるため、新規参入者との競争にも勝たなければなりません。
エンタメ業界の現状と課題
エンタメ業界は、テクノロジーの進化とともに大きく変化しています。インターネットの普及により、エンタメの形が多様化し、それに伴いコンテンツの消費方法が大きく進化しました。
まず、現状についてですが、エンタメ業界は世界経済の中で非常に大きく、その規模は年々増加しています。特に動画配信サービスやゲーム業界は、急速に拡大しています。これにより、新たなビジネスモデルやマーケティング手法が生まれ、多数のチャンスが生まれています。
しかしながらその一方で、エンタメ業界は様々な課題も抱えています。その一つとして考えられるのが、「過剰な競争」です。情報が溢れている現代において、新規のエンタメコンテンツを市場に打ち出し、その注目を集めることは簡単なことではありません。また、差別化を図るためのアイデア、高品質なコンテンツ制作などといった要素が求められます。
また、「技術の進歩と対応」も大きな課題です。インターネットの普及により、動画配信サービスやeスポーツ、VR・ARなどの新たなエンタメが次々と生まれています。そうした新たな形のエンタメに対応するためには、新しい技術や知識の習得が必要です。
こうした課題を乗り越えつつ、より多くの人々にエンタメを提供していくことが、エンタメ業界にとって重要なミッションとなっています。
今後のエンタメ業界で注目されていくコンテンツは?
エンタメ業界の発展は絶えず進んでおり、新たな形のエンターテイメントが現れるたびに、私たちの生活を豊かにしています。近年では特に以下の5つの分野が進化し、今後のエンタメ業界における成長ポイントとして注目されています。
1. ゲーム
エンタメ業界で急速に注目を集めているのが「ゲーム」分野です。古くから人々の娯楽として存在していたゲームですが、近年ではゲームの技術や表現力が日進月歩しており、まるで映画のようなリアルなビジュアルとストーリーにより、全世界のユーザーを惹きつけています。
今後も新しい技術が導入されることで、ゲームは更なる進化を遂げることが予想されています。例えばVR(仮想現実)やAR(拡張現実)技術を駆使したゲームは全世界で拡大しており、日本でも多くのゲーム開発会社が取り入れ始めてゲームを開発し、世界中に配信しています。
2. アニメ
日本を代表するエンタメ業界の一つであるアニメ。世界的にも評価されているアニメーション業界は、今後ますます伸びることが見込まれています。
アニメーション業界は、ストーリーテラー、キャラクターデザイナー、アニメーションディレクター、プロデューサーなど、多数の役割が存在します。また、映画やテレビシリーズ、Webやゲームはもちろん、最近ではVR(バーチャルリアルティ)技術を用いた新しい試みも目立ちます。
新たな技術の進化や海外からの需要増加により、アニメーション業界は引き続き拡大していきます。近年では海外の大手ストリーミングサービスなどが日本のアニメに注目し、オリジナル作品の製作や配信に力を入れており、さらなる発展が見込まれます。
3. サブスクリプション
一般的に、サブスクリプションというと、月額料金を支払うことで配信される音楽や映像などのコンテンツを自由に視聴できるサービスが挙げられます。現代のエンタメ業界においては、こういったサブスクリプション型のビジネスモデルが主流となっています。
近年ではNetflixやAmazon Prime Videoなどの映像配信サービス、SpotifyやApple Musicといった音楽ストリーミングサービスなど、さまざまな業界・分野でサブスクリプション型のビジネスモデルが取り入れられています。
今後のエンタメ業界において、これらのサブスクリプション型ビジネスはさらにその存在感を増していくと予想されます。ユーザーのライフスタイルに寄り添った形で提供されることで、より多くの人々のコンテンツへの接触機会を増やし、エンタメ業界全体の発展を後押しします。
4. eスポーツ
近年、著しく盛んになってきているエンタメ業界の一角を占めるのが、”eスポーツ”です。コンピューターゲームがプロのスポーツとして認知され、その競技会が開かれるという形がこのeスポーツと呼ばれるものです。最近は大手企業がその主催者となって、多くのプレーヤーや観客を集め、一大イベントと化しています。
また、eスポーツはただの娯楽だけでなく、国が認めるほどの価値があるともされています。国際オリンピック委員会(IOC)は今年、eスポーツをオリンピック的な競技と認知しました。アジア競技連盟も2022年のアジアゲームにてメダルが授与される正式な競技としてeスポーツを追加しました。これにより今後も認知は引き続き拡大していくと見込まれます。
エンタメ業界に向いている人の特徴とは?
エンタメ業界は、多様な職種が存在し、そのどれもが高度なスキルやユニークな才能が求められる分野です。だからこそ、この業界で成功を収めるためには、特定の特性や能力を持っていることが有利となります。ここでは、エンタメ業界に向いている人の特徴をいくつか挙げていきます。
1. 創造性がある人
映画、音楽、ゲーム、アニメーションなど、エンタメ業界は常に新しいアイデアや視点が求められます。
2. コミュニケーション能力の高い人
エンタメ業界は多くの人々と繋がり、様々な職種の人たちと協力して物事を進めていく業界です。
3. 流行に敏感な人
常に前進し続けているエンタメ業界は、市場のニーズやトレンドにすばやく対応しなければなりません。
4. 柔軟な思考を持つ人
多くの人々が関わり合いながら進むプロジェクトは予定通りに進まないことも少なくありません。困難な状況でも柔軟に対応し、問題解決に取り組む思考力を持った人は成功しやすいでしょう。
エンタメ業界に向いていない人の特徴はある?
先ほどは向いている人の特徴を紹介しましたが、一方で業界に向いていない人がいることも事実です。以下に具体的な特徴を挙げていきます。
1. 安定志向の強い人
エンタメ業界は市場の動向や消費者のニーズの変動により、業績が大きく左右されることがしばしばあります。安定を求める人にとっては難易度が高いかもしれません。
2. 協調性がない人
プロジェクトは多数のスタッフで成り立っており、一つの作品を作るためには協力し合うことが必須となります。協調性を持つことが難しい人には厳しい環境かもしれません。
3. 瞬発力に自信がない人
エンタメ業界はトレンドが日々変化し、そのスピードに適応していくことが必要となります。対応力や即座の意思決定力が求められます。
以上のような特性を持つ人は、エンタメ業界で働くのは難しいかもしれません。しかし、逆にこれらの特性が自己改善の目標となり、成長につながる可能性もあることをお伝えしておきたいと思います。
エンタメ業界に転職・就職するためのポイント
エンタメ業界への転職・就職を考えている方へ、成功へのヒントとなるポイントをご紹介します。
1. 自己分析
エンタメ業界への転職・就職を成功させるためには、自己分析を通じて自分の思い描くキャリアを明確にする必要があります。
まず、自己の強みや弱み、スキルや知識、経験や価値観を十分に理解することが求められます。自分が適性を感じる職種やスキルが何かを見つけ出し、それをエンタメ業界のどの領域で活かすことができるのかを考えることが大切です。
自己分析は、自分自身が向いている道と向いていない道を見分け、自分の能力や経験を最大限に活かせる場所を見つけ出す道しるべとなります。
2. 志望する企業の明確化
一口に「エンタメ業界」といっても幅が広く、行っている事業も様々です。先ほど紹介した自己分析とも通じるものはありますが、しっかりと自分が進みたい業界の会社を調べ、その企業で何ができるかを調べておきましょう。
このコラムの一番最初に紹介したエンタメ業界の事業、職種、業種を参考にしながら調べ、自分が入りたいと思える企業を絞ることが重要です。
また、そこを明確にしておくことで志望動機なども書きやすくなり、面接を受ける上でも有利となるでしょう。
3. 流行を把握する
エンタメ業界で活躍するためには、世の中の流行を敏感にキャッチして、それを自身のスキルや知識に反映させることが重要です。
まず、エンタメ業界の動向を把握するためには、ライブ・コンサート、映画、ドラマ、アニメ、ゲームなど、自分が興味を持つ分野の情報を常に追いつづけることが必要です。日々チェックし、業界の最新トレンドにアンテナを張り続けましょう。
また、国内だけでなく海外のトレンドにも目を向けてみると良いでしょう。世界中のエンタメ業界の動向を理解することで、より幅広い視野を得ることができます。
エンタメ業界を目指すなら国際映像メディア専門学校
エンタメ業界を目指すなら、国際映像メディア専門学校がおすすめです。本校は声優、俳優、映像制作、撮影、AI、XR、音響、照明等、多様なエンタメ分野を総合的に学べる学校です。
一般的な専門学校と違う点として、現場で活躍しているプロや業界人を講師に迎え、実際のランニング現場を再現した実習が豊富に行われます。これにより学生は、最新の業界トレンドや技術を直接学ぶことができ、卒業後の就職も即戦力として対応することが可能になります。
また、留学生の受け入れも積極的に行っており、エンタメ業界が世界中に広がっている事を考えると、国際的な視野を持つことの重要性を学ぶことができます。さらに、学校が提供する業界関連の就職サポートやインターンシップのプログラムは、卒業後のエンタメ業界への就職活動を強力にバックアップします。
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